2023年1月18日水曜日

~ほうがいい、~ばいい

日本語サークルメモ 7

池袋の日本語サークル 「日本語で話そう」(詳細→)でのメモ。

人に何かをおすすめしたり提案したり、警告したりする表現

・~ばいい
動詞の仮定形+ば+いい
人になにかをおすすめするときにつかえます。
例)
このイチゴ、とてもおいしいから君も食べればいいよ
君はサッカーがこんなにうまいんだから、サッカー選手になればいいよ

※否定した状態をおすすめする場合は「動詞の未然形」+「なければいい」の形になります。
例)
イチゴが嫌いなら食べなければいい

※「~ばいい」+「のに」だと自分自身の叶いそうもない願望を表現します
例)
ぼくも君のようにもっと勉強ができればいいのに
ずっと夏休みが続けばいいのに

・~ほうがいい
動詞の過去形(連用形+た)+ほうがいい
こちらの表現の方が強くおすすめしたり、時には警告するような意味合いになります。
例)
夜は危険だから早く帰ったほうがいい
隠してないで言ったほうがいい
それならもっと勉強したほうがいいよ

※「~ほうがいい」は好みや意思を表現います。(この場合動詞は標準形)
ぼくは花を見るより団子を食べるほうがいい
みんな外で遊んでいるけど、僕は家で寝ているほうがいい

私は子供のころ、一度気になったことについては自分のきがすむまでずっとおしゃべりしていたので、母親に「そんなに屁理屈ばかりいうなら将来弁護士にでもなればいいわ」と言われていました。